~数字と同じ数のシールを貼る~
数を表す要素として3つの形態があります。
出発点は、「量物」から始まります。 これは具体的に子どもが感覚でとらえることができる、直接体験ができる物です。
次に量物を言い表すときに使う「数詞」、つまり数をいい表す言葉です。
次に書き表すときに用いる記号としての「数字」です。
モンテッソーリでは、この3つが一致して初めて数量概念を身につけたと判断します。
10というものに対して、量的に表すことが出来、「じゅう」と言い表すことが出来、「10」と書けて初めて
10を身につけてことになります。
今回は、量物については理解しているように見えますが、実際に「数詞」は言えても、数字も書けてもそれと同じ物量のシールを貼る行為になると全部に貼ってしまう子どもがいます。
特に年齢が低い子どもたちに多いようです。
という事は、数の概念がまだ未熟だということですね。
By hiragishi